アルバム紹介

ロカビリーシンガー、全日本ロカビリー普及委員会会長であり、今年11月還暦を迎えるビリー諸川の“節目の決意”が現れたニュー・アルバム。

日本のロカビリー界で最高のテクニックを誇るハーヴェスト・ムーンを従え、一度聞いたら頭から離れなくなると噂の“昭和歌謡”ご当地ソング「新橋でシンパシー」から

ギター1本で歌い上げた、誰もが知っている童謡「夕焼け小焼け」のロカビリーバージョンなど、オリジナル４曲、カヴァー２曲の全６曲を収録。

「生涯ロカビリー」を座右の銘に活動を続けるビリーの珠玉の作品たちがついに放たれる。

楽曲解説

01.還暦電撃ロカビリー！

ロカビリーひと筋40年のビリー諸川が自身のロカビリー人生を顧みて作ったオリジナル曲。

間奏では、マスター加藤によって、ビリー諸川をイメージする3つのメロディーが奏でられます。

02.新橋でシンパシー

銀座をテーマとした〈銀座でべっぴん有楽町〉、横浜をテーマとした〈ジャズ・キッス・ア・ゴー！ゴー！〉に続いての“昭和歌謡”ご当地ソング。

学生時代のビリー諸川の通学路でもあった新橋。サラリーマンの聖地・新橋へのビリー諸川流オマージュ・ナンバーです。

03.夢が歩く道

人々を元気にしたいと、アルバム『JUST ROCKABILLY,ALL MY LIFF!』にも収録されたナンバーのロカビリー・ヴァージョンです。

ビリー諸川の優しさが溢れるナンバーです。

04.ロック夕焼け小焼け

’02年に「ビリー諸川をロカビリーの伝承者に任命する」と自身のラジオで発表した平尾昌晃さんが、ロカビリー歌手時代にリリースしたナンバー。

心を込めて、ギター1本で平尾さんへの感謝と哀悼の意を表しています。

05.ジャズ喫茶ゴー！ゴー！

前出のアルバム『JUST ROCKABILLY,ALL MY LIFF!』で収録された〈ジャズ・キッス・ア・ゴー！ゴー！〉の歌詞を変えたヴァージョン。’18年は第一回日劇ウエスタン・カーニバル(1958年2月8日から一週間開催)が開催されてから60年ということで、それを記念して実在したジャズ喫茶の店名を歌詞に盛り込んでいます。さて、いくつのお店が登場しているでしょうか？

06.THAT BIG OLD MOON

「ロカビリーはギター1本でも充分表現出来るよ。何故ならロカビリーは演奏スタイルではなく、生き方そのものの方が重要だということを僕は知ったから」それを裏づける一曲をレトロ・サウンドで。因みにその生き方の真髄とは、“優しさを持った反骨精神”だそうです。