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Angel’s Share

松原慶史 (アーティスト名)

01. Plan B
02. All Good Things
03. Lucky Craft
04. Angel’s Share
05. Fondant au Chocolat
06. Guilty Pleasure
07. Division 4
08. Charley Horse
09. Butterfly Effect
10. Sun&Moon
11. Southern Cross St.(Happy Valley)



発売日:2018年10月31日(水)

価格:2,500円(税込)

品番:AGCT-1001

2016年ギブソンジャズギターコンテストでグランプリを獲得した松原慶史のオリジナルファーストアルバム!
流麗且つスピーディーなフレージングと 洗練され尽くしたヴォイッシングテクニックを堪能出来る、ジャズギターファン待望の一枚!


「Angel’ s Share」全曲解説

「Plan B」
ピアノとギターのユニゾンはとても効果的で、まるで別の楽器のような響きになります。
そのお気に入りのサウンドを強調してみました。再生すると部屋の温度が2度下がる、そんな音を目指しました。

「All Good Things」
「すべての良きこと」という意味です。 この言葉には続きがあります。All good things must come to an end(どんな言いことにも終わりがくる)
小さな「良きこと」がどんどん大きな「良きことGoodthings」になって、終わりが来る前に曲が終わる。 そんなイメージで言葉の前半部分だけをタイトルにしました。

「Lucky Craft」
釣り道具メーカーの会社名です。何となく曲のメロディと言葉の響きが一致しました。
組曲のような構成で、後半のギターソロでは湖の水面をイメージした少し変わったギターサウンドを使っています。

「Angel’ s Share」

ウイスキーやワインを作るときに、樽の中で蒸発してしまう部分のことを「天使の分け前 Angel`s Share」と呼ぶそうです。
「天使が残してくれたお酒を私たちがありがたく頂く」という発想が何とも素敵で気に入ったので、自分の中で一番の自信作にこのタイトルを付けました。
ファンキーなベースとドラムにアンビエントなギター。ウイスキーのロックなんかが合いそうな。

「Fondant au Chocolat」
ライブでお客さんからの評判が一番良い曲です。 メロディがなんだかフランスの街並みのイメージで、最初に思い浮かんだフランス語の言葉が「フォンダンショコラ」でした。
自分の書いたメロディの中でも自信作の一つ。同い年の仲の良いギター職人が作ってくれたナイロン弦ギターでこの曲を録音できたことが嬉しいのです。

「Guilty Pleasure」
32小節のAABA、というジャズスタンダードの最も基本的な形式を使って現代的なサウンドを、というコンセプトで 書きました。
ドラムとの4バースなど典型的なジャズセッションの形をそのまま使いました。

「Charley Horse」
サッカー、バスケ等の接触スポーツにおいてよく起きる、腿の外側を打撲してしばらく起き上がれなくなってしまう 症状のことです。
日本語では地方によって30以上の違う呼び方があるそうで。モモカンというのが最も一般的です。 英語圏でも国によって呼び方が違います。 Charley Horseはアメリカの言い方。
最初すごく痛くて、治ったと思って歩くとやっぱりまだまだ痛い。酷い時は一週間 くらい続く、という様を曲にしてみました。このアルバムで唯一ボイスをギターに一部重ねてみました。

「Division 4」
高校2年生のときオーストラリアにいて地域の少年団でバスケをやっていたのですが、ある時自分がいたのは 「Division 4(4軍)」だったということを知り、バスケは止めようと思ったときの絶望感と怒りを曲にしました(笑)

「Butterfly Effect」
小さな変化が時間の経過とともに途轍もない大きな現象を起こす。というような意味です。
ポインシアナというジャズスタンダードで使われいてる独特なリズムパターンをモチーフにしています。 エレキギターで弾くこともありますが、CDではアコースティックなサウンドで。

「Sun&Moon」
漫画「ハンターハンター」に出てきた技の名前からタイトルを頂きました。 月の上に立って見る太陽を想像して書きました。

「Southern Cross St.(Happy Valley)」
オーストラリアにいたときホームステイしていた家の住所です。 「幸せの谷の南十字星通り」とんでもなくメルヘンチックな名前の通りです
日当たりがとても良く、木と芝生の広場が一面に広がる美しい所でした。 サビの部分ではポップスでよく使われる典型的なコード進行を採用してみました。